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偏平足の治療方法、遺伝による先天性症状、足裏のアーチ構造の役割について

◆偏平足の治療方法

◆偏平足は足裏のアーチが崩れる病気

 偏平足は足裏のアーチが崩れることによって痛みを起こす足裏の病気のひとつ。

 本来、人の足は足裏を地面につけた状態で横から見ると土踏まずに沿って弓のようにアーチ型に反り上がっている。

 この足裏の構造が「アーチ構造」という独特の構造。

 この構造であるおかげで、足裏は地面からの衝撃を吸収することができる。

 このアーチ構造は、足の骨の周囲にある筋肉や腱、靭帯などの組織によって支えられ、形状を維持することが出来る。

 しかし、これらの組織がなんらかの変異によって土踏まずの部分がへたり込んで、足の裏が平らになってしまう状態になることがある。

 このへたりこんだ足裏のことを偏平足(へんぺいそく)という。

◆アーチ構造は衝撃を吸収する役割をもつ

 偏平足の役割は主に足裏からの衝撃を吸収する役割である。

 この足裏のアーチがしなることで「歩く、走る、足が滑らかに動く」などの働きを可能とする。

 また、地面からの衝撃を和らげるクッションの役割は、足にかかわる各関節の保護の役割ももつ。

 足首の足関節、膝関節、股関節にも影響を与えるのが偏平足の大きな特徴とも言える。

 偏平足の足裏は衝撃吸収能力が乏しいことから、疲れやすく疲労を貯め込みやすい。

 その為、インソールなどを利用した装具療法による治療も広く普及している。

 通販最大手の楽天では、偏平足インソールと検索すると1000件以上の装具が検索結果に出てくる。

◆矯正インソール
◆矯正コルセット

 このような数多くある製品の中で装具を検討する際は、価格よりも機能が重要である。

 今最も注目を集めているのは「ソルボ」と呼ばれる医療現場では人工筋肉として用いられている素材である。

 高額なわけのわからない装具よりも、このような機能を重視した製品を選択することが基本。

 衝撃吸収能力が低下した足裏は関節障害に発展するので、事前対策は重要である。

 ソルボインソールは大型のスポーツショップに行けばどこでも扱っているケースが多いので一度確認しておくと良いだろう。

◆アーチが崩れる2つの原因の特徴

 足裏のアーチが崩れる原因は現在2つの原因があると検討されている。

 ひとつは、遺伝性の先天的な原因による偏平足。

 もうひとつは、生後の環境による後天的な原因による偏平足である。

 一般的に外科的な症状を訴える偏平足の大半は、「後天的なもの」が殆どである。

 後天性偏平足には、足の筋肉がなんらかの原因で麻痺するため起こる「麻痺性偏平足」の発症が多くみられる。

 尚、この他にも「外傷性偏平足」・「関節炎性偏平足」などがある。

 偏平足は足裏の障害だけでなく様々な病気を併発する可能性を秘めている病気である。

 比較的多く発症する足裏の病気であるが、軽視されがちである点に注意が必要となる。

◆偏平足は足が遅い?

 昔から偏平足になると足が遅くなる。

 という迷信のような考え方があります。

 これはいったい本当でしょうか?

 結論から言えば、これは事実ではありません。

 偏平足の足でも、陸上のトップクラスランナーは多くいます。

 ただし、ダッシュを行う競技。

 例えば陸上の短距離走などは足への負担は非常に大きなものになります。

 クッション性の弱い偏平足の足の場合は、足関節へ与えるダメージは大きくのは事実です。

 このような事から、偏平足は足が遅い?

 という迷信がうまれたのかどうかはわかりませんが、やはり通常のアーチ構造をしっかり保持している事は重要な要素と言えそうです。

◆内出血とは?

 内出血とは、体の身体内部への出血の事です。

 この内出血が皮下組織に生じたものを
●皮下出血(ひかしゅっけつ)
 と言います。

 大半のパターンの内出血はこの皮下出血の事です。

 この皮下出血に対して体腔内で内出血を生じたものを
●血胸(けっきょう)
 や
●血腹(けっぷく)
 と呼びます。

 この体腔内の内出血は内出血の有無を確認しづらいので大変危険を伴います。

◆ふくらはぎの筋肉の発達と偏平足の関連性

 ふくらはぎが発達している子供は偏平足になりにくい傾向にあることが近年わかってきている。

 これは、偏平足の子供の場合、圧倒的に足の筋力が不足していることが原因であると考えられる。

 幼児期に公園で元気に走り回ったり、公園の砂場ではだしで走り回ったりしていた子供のふくらはぎはしっかりと発達してる。

 ふくらはぎ筋ともよばれる目に見える部分の筋肉は早筋繊維の割合が高く、ある程度の運動量が必要であり、子供の時期にたくさん外で走り回って遊ぶことで偏平足の発症の可能性を低減できるのではないか?という期待感も高い。

◆ふくらはぎの筋力が未発達の子供の足は疲れやすい?

【長時間たっていることさえ出来ない今の子供の問題】

 近年、長時間たっていることさえ出来ない子供が増えてきている。

 足腰が弱ったことが要因であることはあきらかであるが、同時に偏平足の子供も多いことがひとつの原因でもある。

 子供の脚の筋肉はそれほど強い筋肉ではないが非常にやわらかく質の良い筋肉状態を保っている。

 柔らかい筋肉は強い力を発揮できるのだが、長時間使用する筋肉はふくらはぎの内部にある「ひらめ筋」と呼ばれる筋肉が関係している。

 もともと筋力が乏しい子供は長時間たっているのが苦手であるのは仕方のないこと。

 しかし5分もたっていられないような子供の場合はあきらかにこのひらめ筋の筋力が不足している証といえる。

 外で遊んだり走り回ったりする経験を幼少期に積まずに成人を迎えると、ふくらはぎの筋肉は未発達のまま成人となり、なかなか改善できない偏平足症状を引き起こすようになる。

 今の子供は毎日のように塾や習い事に通う。

 大人な並みのハードスケジュールを知らぬ間にこなされている。

 本当に大切な人体の成長という部分。

 特に幼少期にある程度の部分が形作られてしまう成長期の子供たちの体作りという面も見直すことが必要と言えるだろう。