mmf.jp-肉離れの対処法

肉離れの発生原因

◆肉離れの対処法・筋肉の柔軟性

◆肉離れの発生原因についての説明

 肉離れは、スポーツアスリートに多く発生するスポーツ障害のひとつ。

 急激な筋収縮を強いられた際に、筋繊維が部分的に断裂症状を起こすことが肉離れの原因。

 幼少期の少年期に発生することはほとんどなく、大半は、筋肉、骨格が完成された成人に多く発症する。

 筋肉は、ただ強ければいいものではない。

 また、ひとつの運動動作過程において、人体の筋肉は複数の筋肉が働くことでその運動を可能とする。

 ひとつの単体の筋肉の働きのみで行われる動作はなしに等しい。

 この要素から、筋肉のバランスも肉離れ症状に大きな影響を与える要因となっている。

◆筋肉の柔軟性

 一般的に言われる肉離れの発生原因に大きくかかわる要素として、筋肉の柔軟性があげられる。

 この柔軟性とは、筋肉だけにとどまらず、筋肉の末端部分にお付着する腱組織なども柔軟性に大きな影響を与えるものである。

 これは、肉離れを実際に発症する部位のその多くが、骨との付着部位、いわゆる腱鞘部分におこることからもあきらかである。

 一般的に、人体組織の柔軟性は20歳をひとつの目安として、下降すると言われる。

 30代になって久しぶりに剣道などをした際に肉離れをおこしたりするのは、このような自然的な柔軟性の低下が要因として少なからず関わっている。

◆筋肉のバランスが原因ともなる

 肉離れの発生原因は、柔軟性の低下だけが問題となるわけではない。

 もうひとつの大きな要素として考えるものに、筋肉のバランスの要素があげられる。

 これは、成人の強靭な肉体を保持するトップアスリートのケースの大半の肉離れの原因にしばしば挙げられる大きな要因である。

 具体的には、比較的多く発症される部位として太もも部分の筋肉で考えてみよう。

 太もも部分の筋肉は、太ももの前面に大きな筋肉郡として大腿四頭筋の存在が確認できる。

 そして、太ももの裏側面にはハムストリングスと呼ばれる筋肉郡の存在が確認できる。

 肉離れをより発症するのは、この裏側にあるハムストリングスであるが、これは太もも前面の筋肉に対し、裏側面の筋肉が発達していない事が大きな原因となる。

 大腿四頭筋は伸展動作の主力となる筋肉。

 膝の伸展動作過程においては、主力となり働く。

 しかし、この際、裏側のハムストリングスは強制的に引き伸ばされることになる。

 この際、前面の筋肉の発達に追いついていないケースでは、裏側面の筋膜に部分的な断裂を生じるケースがある。

 実際、ハムストリングスの肉離れの発生原因は、この筋肉のバランス要素が絡んでいるケースが大半である。

 これら、ひとつの運動に対して付随して使用される対となる筋肉群をスポーツ科学用語では「拮抗筋」と呼ぶ。

◆肉離れの治療法について

◆サポーターは筋膜を補助する働きをもつ

 肉離れを発症したスポーツアスリートの多くは専用のサポーターを装着する。

 リハビリ過程では、一度肉離れを発症している部位の再断裂を防止する目的でサポーターを装着することになる。

 筋肉の表面にある筋膜組織の牽引を守る働きがサポーターにはある為だ。

 密着性が求められる為、基本的にはテーピングのほうが実は再発に関する予防効果は高い。

 しかしテーピングの場合は試技に関する技術的な問題や、体表面積が比較的大きくなるハムストリングス部位の肉離れの場合は、1回のテーピング施術で大量のテーピングを消費することになる。

 その為、簡易的でコストパフォーマンスの高いサポーターの需要が高い。

◆人工筋肉サポーターとは?

 人工筋肉の素材として使用されている原料に「ソルボ」と呼ばれる素材がある。

 このソルボはまさしく人工的に作られた筋肉の役割をこなす素材で主に医療現場で使用されている。

 近年では、このソルボ素材を使用したサポーターやインソールなどが販売され幅広く我々一般の目にも留まるようになってきた。

 スポーツショップなどに寄った際には、ソルボ素材のインソール材などがないかチェックしてみよう。

◆40歳~50歳からのスポーツ再開・復帰の際の注意点は?

 今、40歳、50歳になってからスポーツに復帰を果たすアスリートが増えてきている。

 これは、生活習慣病の対策であったり、ある程度時間にゆとりが出てきた為、将来の為にも趣味を復活させたいなどの思いがあるからだろう。

 また、スポーツを趣味にすることでストレスの発散にもつながるし、意外とコストが安いなんてものも理由にあるかもしれない。

 例えば40歳のサラリーマンAさんが、これからスポーツ復帰を果たそうとした場合に注意しておきたいポイントがあるとすればいかのようなポイントが考えられる。

◆昔のようには動けない
◆体は堅くなる
◆速筋繊維は既に少なくなっている
◆肉離れは強い負荷がかかったときに発生するが、加齢に伴い軽い負荷でも肉離れを発症しやすくなる

 以上の4点はAさんが復帰を果たす前に覚えておきたいポイントである。

 肉離れの対処法をチェックし、再開時に発症しやすいと思われるスポーツ障害に対する対策を事前に行っておくことが重要だ。